Garden―アイの庭へようこそ―

Welcome to our Garden.

Garden人生ゲーム〜涼ちゃんといっしょ〜

1(a-0~a-12) 2(b-1~b-4) 3(c-1~c-15) 4(d-1~a-15) 5(e-1~e-15) 6(f-1~f-12)
7(g-1~g-4) 8(h-1~h-9) 9(i-1~i-17) 10(j-1~j-4) 11(k-1~k-9) 12(L-1~L-20)
13(m-1~m-6)

i-1 イチャラブ配給日 図書券1枚5000

桜子「涼くん・・・」
涼「何か、名前で呼ばれると照れるな」
桜子「涼くん」
涼「えっと、桜子?」
桜子「・・・照れますね」
顔が赤いのは夕日のせいだけじゃないだろう。
涼「そうだな。でも今更元に戻すのは無し」
桜子「そう・・・ですね。涼くん」
涼「ん?」
桜子「呼んでみただけです」
桜子のとても嬉しそうな笑顔。
ちょっと貴重かもしれない。
涼「桜子」
桜子「涼くん」

以下、日が暮れるまでループ。

i-2 愛ちゃんルートだと思ってたら絵里香ルートに入っていた。『不毛の荒野を一人行くかー、カッコイイね。その男は生涯一匹狼、カッコ童貞、で通して伝説』に。

シ京「勝手な理屈で家捜しするなぁ〜!」

誰だお前。

あなたは『不毛の荒野を一人行くかー、カッコイイね。その男は生涯一匹狼、カッコ童貞、で通して伝説』になりました。

i-3 絵里香が料理してたら出火。-20000。寮長はさらに-30000

絵里香「エリちゃんの三分クッキングー」
瑠璃「どんどんひゅーひゅーぱふぱふ」
絵里香「今日は涼の好きな煮込みカレーですよん」
瑠璃「せんせー、どうやったら三分でできるんですかー?」
絵里香「はい、ここに三日寝かしたカレーを用意してあります」
涼「それはずるくないか?」
絵里香「えー! だって本家でもやってるじゃんかー! それとも涼は私の作ったカレーが食べたくないのぉ?」
涼「食べないとは言ってない」
瑠璃「あれ、何か焦げ臭いよエリちゃん?」
絵里香「あーっ! 火が強すぎた!」
涼「しょ、消火器を」

愛「神谷くんは寮長なんだからしっかりしてくださいね」
優しく怒られました。

i-4 ガチホモ疑惑。ルーレットの出目×(-5000)

トシ「ジュンが駄目なら、涼お前しかいねぇ」
涼「寄るな」
トシ「アイキャンフライ!」
あざみ「神谷くん、いますか? 今度の文化祭の衣装なんですが・・・」
涼「あ」
トシ「あ」
あざみ「あ・・・失礼しましたっ! お二人がそんな仲だなんて露知らず」
涼「いや、違うから!」

i-5 瑠璃のラブジュース入り特製ドリンクのため全員-3000。『ロリコンかつ変態かつ放尿マニア』は免除。

絵里香「涼ー? ほい、黒酢入りイチゴオレ」
涼「待て、そんなのは頼んでいない」
絵里香「あれ、そうだっけ?」
顔が笑っている。どう考えてもわざとだ。
涼「そもそも、そんな飲み物あったか?」
絵里香「実は混ぜただけなんだよねー、あはは」
瑠璃「涼くん、飲めないなら交換しようよ」
涼「いや、それじゃあ姫宮に悪い」
瑠璃「私は平気だよ。酸っぱいものが欲しいかも」
絵里香「まさか、アンタにんし・・・」
あざみ「公衆の面前で変なこと言わないでくださいっ!」
ジュン「違うよ、ダイエットにいいんだよ」
トシ「昨日ものみんたが言ってたもんな」
涼「そういうことなら、交換しよう」
瑠璃「ごめんね、一口だけ飲んじゃったの」
涼「気にしなくていい」
絵里香「間接キスだよねー」
涼「ぶはっ!」
トシ「うわっ、何で俺の方向に!」
涼「・・・絵里香が変なこと言うからだ」
あざみ「そうですよ、絵里香さん。間接キスとか今時誰も気にしませんよ」
絵里香「うっわー、意外。あざみんにそんなこと言われるなんて」
ジュン「でもさ、鈴村だって涼のなら飲みたいでしょ?」
あざみ「けほっ・・・」
むせた。
あざみ「ご、ごめんなさい」
瑠璃「涼くん、一口先に飲んで?」
涼「いや、無理矢理間接キスにしなくていいから」
絵里香「実はぁ・・・これは私が涼くんのために作った特製ブレンドでぇ・・・なんていうかラブジュース的なぁ・・・」
瑠璃「ええええ、エリちゃん! ・・・ら、ラブとか、そういう変なの、入れてないよ?」
涼「まあ、絵里香が持って来たんだしな」
ジュン「そうだね。入ってるとしたら絵里香のだね」
絵里香「ちょ、入れるわけないでしょばかぁー!」
涼「うん、いつものイチゴミルクだ」
特に変わった味は・・・しなかったと思う。
若干いつもより甘かった?
いや、気にしない気にしない。

i-6 桜子に屋上で添い寝してもらってるところを見つかる。-20000。 『天文部と手芸部掛け持ちとかマジ弱小はつらいね』の場合ランクup

涼「ふぅ・・・」
コンテストに優勝したことでクラス中で騒がれた。
さらには見知らぬ人間からも声をかけられる。
ようやく、誰も居ない屋上へ逃げてきたのだ。
涼「疲れた・・・」
芝生の上に寝転がる。
どうせ誰も見てはいない。咎められることもない。
涼「・・・」

さら、さらり――
桜子「涼くん・・・」
何だろう、暖かくて気持ちいい。
もっと、欲しいな。
僕は温もりを求めて、それにしがみついた。
桜子「あ、あの・・・」
誰の声? でもそんなの関係ない。僕はもっと強くしがみつき、頬をすり寄せる。
涼「ぁ・・・」
緩やかに意識が覚めて――
そうか、寝てたのか。
布団はどこだ・・・あれ?
桜子「・・・おはようございます」
涼「・・・おはよう」
これは恥ずかしい。布団と間違えて、彼女を抱きしめていたのだ。
桜子「暖かいですか?」
涼「あ、ああ」
これ以上ないくらいだよ。
――もっと、近くに。
桜子「くすぐったいです」
涼「・・・すまない」
これは危険だ。あまりの心地よさに再び眠りに落ちてしまいそうになる。
絵里香「あー! あーっ! 何やってんのよアンタたちーっ!」
一瞬のうちに僕と桜子はその場から飛びのき、正座。
ジュン「邪魔しちゃ悪いよ、絵里香」
絵里香「うう・・・私の涼が取られた・・・」
瑠璃「エリちゃん、涼くんは皆のものだよ?」

その後散々冷やかされたのは言うまでもない。

i-7 物真似大会で右の人と追加ルート交換。

絵里香「瑠璃の真似いきまーす」
トシ「いよっ、待ってましたー」
絵里香「涼くん、涼くん、ふふー。今日はぁ、とっておきの下着なんだよ? 涼くんにだけ見せてあ・げ・る」
瑠璃「えええ、エリちゃん!」
ジュン「ぷっ・・・くくく。内容はともかく喋り方がそっくり」
絵里香「どう、涼。ルラーのキミはぐっと来たんじゃない?」
涼「姫宮はそんなこと言わないだろう」
トシ「案外二人っきりだったら大胆かもしれないぜー?」
瑠璃「二番! 姫宮瑠璃。エリちゃんの物真似します!」
えらく気合が入っている。しかえしの意味もあるのかもしれない。
瑠璃「涼ーーーっ!」
涼「うわっ」
いきなり抱きしめられた。
絵里香「あ、ずるーい!」
瑠璃「涼は柔らかいねー。ほっぺすりすりー」
涼「ひ、姫宮・・・」
ジュン「絵里香もそこまでやったっけ?」
絵里香「瑠璃が涼に触りたいだけでしょーが! 私もやるー」
今度は絵里香にも抱きしめられた。
瑠璃「涼くん・・・」
絵里香「涼って暖かいよね」
僕は身動きが取れなかった。
そもそもこんなにいい匂いで暖かくて柔らかくて・・・いろいろと無理だ。
トシ「なあ、あいつ殺していい?」
ジュン「その前にあの二人に殺されると思うよ」

i-8 絵里香の補習に付き合って一回休み。 『絵里香の専属家庭教師』ならランクup。

涼「・・・もう一回言ってみてくれ」
絵里香「・・・24点」
僕はため息をついた。
涼「結構頑張って教えたつもりなんだが」
絵里香「ほんっとーにごめん。やっぱさ、無理だった」
絵里香はしょんぼりと肩を落としている。
涼「で、補習なのか」
絵里香「うん・・・せっかくの夏休みがー!」
そのまま机に突っ伏した。
涼「補習は毎日なのか?」
絵里香「週5回・・・。涼、一緒に出てくれる?」
涼「僕は補習じゃないし」
絵里香「いいじゃんかー! どうせどこか行く予定とかもないんでしょ?」
ごろにゃーん、と甘えてくる絵里香。
涼「・・・まあ、絵里香がいないと、予定は何もないな」
絵里香「じゃあ、涼の予定もらってもいい?」
涼「ん? どういうことだ」
絵里香「だーかーらー! 涼の空いた時間はずっと一緒にいるの。いいでしょー?」
涼「・・・それは」
絵里香「何か問題あるの?」
涼「ないな」
考えてみたものの、特になかった。
絵里香「これで補習頑張れるよ。涼のおかげだね」
涼「それは良かった」
元気になって何よりだ。
だって、絵里香の暗い顔なんて見たくないだろう?

i-9 追加ルートで瑠璃に乗る。-5000

瑠璃「ふふー」
涼「どうしたんだ、嬉しそうだな?」
瑠璃「もう、我慢しなくて良くなったんだよ」
涼「我慢? 何を我慢してたんだ?」
瑠璃「あのね、私のルートが完成したの」
涼「ルート?」
瑠璃「だから、もう我慢しないよ?」
どさ・・・。
涼「ひ、姫宮?」
いきなり押し倒された。
瑠璃「今まで、選択肢選んでも結局エリちゃんとくっついて・・・すっごく悔しかったんだから」
涼「せ、選択肢?」
瑠璃「蛍、一緒に見たよね」
涼「あ、ああ」
瑠璃「本当はその後に分岐があるの」
涼「分岐?」
瑠璃「うん。だから涼くんは私のルートに入っちゃったんだよ?」
待て、これじゃあ表題と逆じゃないか!
僕が上に乗るんじゃなかったのか?
瑠璃「涼くん・・・」
綺麗な、本当に綺麗な顔が近づいて・・・

涼「・・・?」
気付いたらベッドの上だった。
涼「・・・夢か」
瑠璃「夢じゃないよ? 涼くん、昨日は凄かったね・・・」
・・・あれ?

i-10 ミスコン優勝。+80000

ジュン「えー、エントリーナンバー9番。2−Aの神谷涼さんです」
涼「ええと、神谷涼です」
ジュン「それだけ?」
涼「他に何か言うことがあるのか?」
ジュン「じゃ、じゃあこっちから質問するので答えてください」
涼「答えられることなら」
ジュン「今、彼女はいますか?」
涼「・・・いないな」
会場から黄色い歓声があがる。
彼女がいないから何だって言うんだ。
ジュン「じゃあ好きなタイプは?」
涼「そう・・・だな」
少し考える。
浮かんできたのは絵里香、姫宮、鈴村、春日姉妹、音川先輩、竜胆先生・・・と彩ちゃん。
涼「好きになった人がタイプです」
我ながら、つまらない回答だ。
ジュン「ありがとうございましたー」

何であれで優勝なんだろうか。
涼「どうしてだと思う?」
絵里香「やっぱ顔よねー」
瑠璃「涼くん、かっこいいもん」
あざみ「第一印象って重要ですよ?」
トシ「じゃあ何で俺はモテないんだろう?」
絵里香「やっぱ顔よねー」
瑠璃「トシくん、普通だもん」
あざみ「第一印象って重要ですよ?」
トシ「ちくしょおおおおおお!(血涙)」

i-11 ブラック瑠璃に屋上から突き落とされそうになる。-10000

瑠璃「えーい!」
涼「うわっ!」
後ろから押され、僕は思わずその場にしゃがみこんでしまった。
瑠璃「ご、ごめんなさい。そんなにびっくりすると思わなかったの・・・」
――本当に、ごめんね?
涼「いや、いいんだ。ちょっと足がすくんだだけだ」
実のところ、飛び降りる勇気云々を考えていたところに、後ろから押されたっていうのが大きいのだが。
トシ「アイキャンフライ!」
お前は黙れ。

i-12 イチャラブ配給日。 -5000で愛ちゃんの保健室優待券。

にこにこー。
例のごとく、笑顔一杯の音川先輩。
涼「今日は何をしましょうか」
少し、考えてから
――しりとり。
涼「しりとり?」
――わたあめ。
もう始まっていた。
涼「めだか」
――かみやくん
涼「・・・先輩に初めて名前を呼ばれた気がします」
――そう?
初めても何も、実際には先輩は一言も喋ってないのだが。
――負けちゃった。
何故か嬉しそうな先輩。
涼「じゃあ2回戦行きますか」
――たこやき
涼「き・・・きつね」
――ねこ。
涼「ことり」
――りんごあめ。
涼「・・・先輩、今度のお祭り一緒に行きましょうか」
――ありがとう。
そりゃそうだ。先輩のはお祭り関係の単語ばっかりだもの。
いくらなんでもわかるさ。

i-13 文化祭でウエイトレスをやらされる。全員-5000

瑠璃「涼くん、6か8が欲しいなー」
涼「だから、それは卑怯だと・・・」
瑠璃「ふふー」
負けてしまった・・・。
絵里香「ふっふっふ・・・涼、待望の罰ゲーム決定!」
涼「何をやらされるんだ?」
絵里香「涼には文化祭当日にこれを着てもらいます」

涼「・・・いらっしゃいませ」
客が引いている。
そりゃそうだ。大の男がウエイトレス姿をしているのだから。
絵里香「涼、ウエイトレスがそんな暗い顔してちゃ駄目よん?」
涼「こんな格好で明るい顔できるか」
瑠璃「すっごく似合ってるのに」
そんなわけないだろう・・・。
彩「涼くん?」
涼「え?」
絵里香「彩ちゃん、いらっしゃい!」
よりにもよって何でここに?
彩「お姉ちゃん感激! 涼くんのこんな可愛い姿が見れるなんて」
涼「できれば忘れて欲しい」
彩「それは無理よ? ちゃんと写真に撮っておきますからね」
絵里香「彩ちゃーん、後で焼き増しプリーズ」
彩「もちろんオーケーよ」
しばらくはこのネタでからかわれるのだろう。
・・・頭が痛くなってきた。
女装なんて島津にやらせておけばいいのに。

i-14 涼ファンクラブ+10人。全員から2000徴収。

愛「神谷くん、ちょっといいかしら?」
涼「はい、何ですか?」
愛「鈴村さんと二人で、これを運んで欲しいの」
それは資料の山だった。
涼「それは構いませんが・・・」
あざみ「どこに運べばいいんですか?」
愛「2階の資料室よ」

資料は紙の束で、結構な量がある。
あざみ「何回かにわけないと無理ですね」
涼「そうだな」
とりあえず持てるだけ持ってみた。
あざみ「す、すごいですね。やっぱり男の人って力持ちです」
ざっと鈴村の3倍は持っている。
鈴村が小さすぎるせいもあるが。

あざみ「ふう、これで最後ですね」
涼「おつかれ」
あざみ「それにしても・・・」
涼「何?」
あざみ「やはりミスコン効果でしょうか。女生徒がみんな神谷くんを見ていました」
そうなのか? 全然気付かなかった。
涼「ひょっとして、何か言われたのか?」
あざみ「いえ・・・まるで私が神谷くんをこき使ってるかのように」
涼「そんなこと気にしなくていい」
あざみ「気にしますよ。少なくとも、私よりも神谷くんの方が働いています」
それは、運んだ量のことなのか。
涼「僕は男だから、それでいいんだ」
あざみ「じゃあ・・・」
そこで一旦、口どもる。
涼「じゃあ、なんだい?」
あざみ「今度お礼をさせてくださいっ!」
涼「お礼?」
あざみ「日頃の感謝の意味ですっ! 特に他意はありませんっ!」
涼「あ、ああ」
何となく彼女の勢いに押され、承諾してしまった。
あざみ「それでは次の日曜日とかどうでしょうか?」
涼「空いてる、けど?」
あざみ「よしっ!」
涼「よし?」
あざみ「な、何でもありません。気にしないでください」
お礼って言ってたよな。何か期待していいんだろうか?

i-15 桜子と海へ。図書券1枚につき+20000

2−Aで一番スタイルがいいのは誰?
誰に聞いたって、答はたった一人だ。
桜子「あの・・・どうでしょう?」
くらくらした。
涼「似合ってる。うん、似合ってる」
とてもひとつしか年齢が違わないとは思えないその肢体。
健全な男なら前かがみにもなろうと言うものだ。
桜子「嬉しいです。涼くんも・・・」
――似合ってます。
好きな人に褒められるってのはこんなにも嬉しいものなのだな。
改めて思い知った。

二人で浜辺を歩いていると、どうしても周囲の視線が気になる。
これだけの美人でしかもスタイル抜群ときている。誰しも振り返りたくもなるさ。
しかも男女問わず――
桜子「あの・・・」
涼「桜子も気になるのか?」
桜子「やはり・・・涼くんはかっこいいですから」
・・・は?
涼「いや、見られてるのは桜子だろう?」
桜子「?」
わかっていない。この子は自分の魅力をわかっていないのだ。
撫子先輩とはまるで逆。
周囲の視線を集める彼女をもって、少し誇らしくもあり、独占欲も刺激された。

桜子「今日は楽しかったです」
涼「ああ。また二人で来たいな」
あのひまわりは元気だろうか。
涼「次は来年になるのかな」
もう夏休みも終わる。二学期に入ったら海にくる機会もないだろう。
桜子「来年も・・・一緒です」
涼「そうだな」
桜子が留年してくれて良かった、何て思うのは間違っているのかな。

i-16 保健室でイチャラブしてたらバレた。-5000。愛ちゃんの保健室優待券持ってたら没収。

絵里香「いつつ・・・ドジったなぁ」
涼「大丈夫か?」
絵里香「へーきへーき。ちょっと捻っただけだから」
今日の体育はバレーだったのだが、試合中に絵里香が足を捻ってしまったのだ。
涼「本当か?」
絵里香「ぴぎゃ!?」
軽く足を触っただけで、これだ。
思ったより重症なのかもしれない。?
絵里香「あはは、何でもないよー?」
涼「泣くほど無理するなよ」
絵里香「泣いてない! 泣いてないってば!」
涼「ほら」
ハンカチで涙をぬぐってやる。
絵里香「・・・優しいね」
涼「前のお返しだ」
愛「・・・見てしまいました」
絵里香「愛ちゃん?」
僕の後ろには竜胆先生が立っていた。
涼「ええと、これは絵里香が泣いていたからであって・・・」
愛「あのね、二人の愛を邪魔するつもりじゃないのよ? でも、ここは一応学校だし、そういうことは・・・あの、学校の外で・・・」
この人は絶対に何かを勘違いしている。
絵里香「やだなぁ、キスなんかしてないよね、涼?」
涼「ええ、してません」
愛「あれ、そうなの?」
絵里香「外でならオッケーらしいから、涼、後でね?」
・・・足が痛いこと忘れてるんじゃないのか?

i-17(強制ストップ)一番好きなセリフを述べ、ルーレットを回して奇数・偶数でルート決定し、1マス進む。

絵里香「こんな凄いの体で味わわされてさ、愛想尽かすとかあるわけないじゃん・・・。入り口で・・・先っぽで、これでしょ? 一番奥で入れて・・・びゅーーーっ、って。なんか、お薬とか安全日とか関係なさそうだよね。無理矢理子宮の一番奥にねじ込んで一着ゴールイーン、みたいな」

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