Garden人生ゲーム〜涼ちゃんといっしょ〜
1(a-0~a-12) 2(b-1~b-4) 3(c-1~c-15) 4(d-1~a-15) 5(e-1~e-15) 6(f-1~f-12)7(g-1~g-4) 8(h-1~h-9) 9(i-1~i-17) 10(j-1~j-4) 11(k-1~k-9) 12(L-1~L-20)
13(m-1~m-6)
ゲームを始める前に
以下の用語を脳内変換をお願いします。
お金 ⇒ キザポイント
約束手形 ⇒ 絵里香に弱点とアレを握られる
家 ⇒ 追加ルート
給料日 ⇒ イチャラブ配給日
スポーツ選手 ⇒ ロリコンかつ変態かつ放尿マニア
先生 ⇒ 絵里香の専属家庭教師
プログラマー ⇒ あざみんのパパ
タレント ⇒ ルラー
医者 ⇒ 愛ちゃんの弟
デザイナー ⇒ 図書委員
政治家 ⇒ 寮長
フリーター ⇒ 不毛の荒野を一人行くかー、カッコイイね。その男は生涯一匹狼、カッコ童貞、で通して伝説
サラリーマン ⇒ 天文部と手芸部掛け持ちとかマジ弱小はつらいね
子供×1人 ⇒ 涼のファンクラブ会員×10人
マンション 20000 ⇒ 愛ルート追加
家(小) 25000 ⇒ 瑠璃ルート追加
家(大) 35000 ⇒ 愛・瑠璃・撫子・彩・葵・茜・ジュンルート追加・鈴村3姉妹丼・絵里香瑠璃夢の親友丼追加
愛ルートは5人まで・他は一人限定
a-0 ゲーム開始
スタート 最初にコースを選べる。初期キザポイントは3000。愛ちゃんの保健室優待券-1000
愛「神谷くん、困ったときは先生に相談してね」
力こぶを作る竜胆先生。まったく盛り上がりはないんだけれど。
涼「・・・保健の先生はどこへ?」
愛「こう見えても包帯を巻くのは得意なのよ? ほらこうして・・・」
涼「いや、まだ怪我してませんから」
愛「体が資本なんだから、体育の授業とかで無理して怪我しちゃダメよ?」
どうして残念そうに包帯を仕舞うのだろうか。
a-1 人の心が読めるとか抜かすアホの子に絡まれる -2000
瑠璃「大丈夫? 目、覚めた?」
涼「・・・ここは?」
どうやらまだ頭がぼんやりしているらしい。
瑠璃「医務室だよ。顔を合わせて挨拶しようとしたところで、ばったーん」
茶目っ気たっぷりのその仕草。
僕の目の前にいたのは――綺麗な――そう、とても綺麗な女の子。
瑠璃「あぅ・・・」
涼「どうしたんだ?」
彼女は顔を真っ赤にしてもじもじしている。
この時はまだ、彼女――姫宮瑠璃――が僕の心を読めるなんて、知らなかったんだ。
a-2 絵里香ママからおこづかい +1000
絵里香「涼ーーーーっ!」
涼「どうしたんだ、そんなに息を切らせて」
絵里香「見てよこれ、あた、あた、あた・・・」
トシ「あたたたたたた! ほわちゃー!」
絵里香「やかましい!」
ドゲシ!
トシ「あべし!」
瑠璃「すごい、エリちゃんクジで一万円当たったの?」
涼「クジって、商店街でやってたあれか」
絵里香「ふふーん、いいでしょー。涼にも何か奢ってあげよっか?」
涼「いや・・・特に奢ってもらう理由がない」
・・・特にカキ氷は却下だ。
絵里香「むー、じゃあこうしよう。絵里香ママがいい子にしてた涼ちゃんにご褒美」
涼「何だそれは」
絵里香「んー、涼ちゃんはいいこ、いいこ」
なでなで。
涼「いきなり頭を撫でないでくれ・・・」
絵里香「その割には嫌がってないよねー」
――だから続けるよ?
嫌なわけないじゃないか。
だって、こんなに心地よいんだもの。
絵里香「涼ちゃんはなんだかんだ言って、甘えん坊さんだよね」
もう、好きにしてくれ・・・。
a-3 彩ちゃんにお姉ちゃん孝行 -1000
たまにはお姉ちゃん孝行しなさい! と、彩ちゃんにやんわりじんわりねっとりたっぷりこってりまったりと怒られたので、週末を利用して家に帰って来た。
彩「涼くん、まずはおかえりのちゅー」
彩「涼くん、お友達はできた?」
彩「涼くん、いじめられてない?」
彩「涼くん、耳掃除しよっか?」
彩「涼くん、一緒にお風呂入りましょ?」
彩「涼くん、宿題やった?」
彩「涼くん、歯磨いた?」
彩「涼くん、また来週も帰って来られる?」
彩ちゃん、歳がバレるからこのくらしにしておかないと。
・・・体は癒されたけど、何だか精神的に疲れた。
a-4 『ロリコンかつ変態かつ放尿マニア』になれる
絵里香「涼ってさ、ロリコンだよねー」
涼「何でそうなるんだ」
絵里香「だってさ、瑠璃のこと好きでしょ? んであざみんも好き。でもって愛ちゃんも」
涼「それだと僕がただ気が多い奴みたいじゃないか」
絵里香「えー? 涼のルックスだったらよりどりみどりじゃんかー。誠道でもファンクラブまであったって言うし」
涼「それは絵里香の買いかぶりすぎだ。特に誰かと付き合ってたってことは・・・」
ふと、千夏の顔が脳裏をよぎる。
絵里香「・・・その中に私も混じってもいいかなーみたいな? だってほら、胸だってそんなないし、かろうじてロリの範疇?」
涼「だ、だから僕は違うと・・・」
胸がないなんて嘘だ。
――だって、こんなに柔らかくて暖かくて、気持ちいい。
絵里香「涼ってさ、ロリコンかつ変態かつ放尿マニアだよねー」
涼「話が飛躍しすぎだ・・・」
あなたは『ロリコンかつ変態かつ放尿マニア』になりました。
a-5 『絵里香の専属家庭教師』になれる
放課後の教室にて。
あざみ「絵里香さん! どうしてあなたはそうやってすぐサボろうとするんですか!」
絵里香「涼ーーっ! あざみんが私をいじめるのぉ」
涼「・・・補習を受けたくないから、皆で勉強会をすることになったんじゃないのか?」
トシ「絵里香、もうあきらめようぜ! 俺とレッツ補習ライフをトゥギャザーしよう」
ジュン「まあ、この中でヤバそうなのは絵里香とトシだけだしね」
瑠璃「涼くん、勉強もできるんだね。すごいな」
何でそんな熱い目で僕を見るんだ、姫宮よ。
涼「人並みだ」
あざみ「あ、すみません、そろそろ面談の時間なので行きますね」
絵里香「あぅー、あざみんにまで見捨てられたぁ」
ジュン「調子のいいこと言ってるって自覚がないのが絵里香だよね」
あざみ「あ、あの、よろしければ神谷くんにお願いできますか?」
涼「お願いって?」
あざみ「私がいない間に絵里香さんのサポートをしてあげてくれませんか?」
涼「・・・そういうことなら」
まあ、問題ないよな?
絵里香「涼、あざみん、愛してるよー!」
あざみ「いきなり抱きつかないでくださいっ!」
瑠璃「いいなー、私も勉強見て欲しいなー」
トシ「瑠璃ちゃんは見てもらう必要ないんじゃ」
あなたは『絵里香の専属家庭教師』になりました。
a-6 『あざみんのパパ』になれる
あざみ「妹二人と、母の四人家族ですよ」
涼「葵ちゃんと、茜ちゃんだっけ?」
あざみ「そうなんです。二人とも元気で可愛いんですよ」
涼「鈴村は、二人のことが大好きなんだな」
家族のことを話している鈴村は本当に楽しそうで、僕まで嬉しくなってしまう。
あざみ「大切な家族ですからね」
涼「休みの日には帰ったりとかは・・・」
あざみ「ええ、機会を見てはその度。この前なんか、近所に不審者が出たとか大騒ぎで」
にこにこと、話の内容の割には楽しそうだ。
涼「不審者?」
あざみ「男手がいないから、ちょっと不安と言えば不安です」
そういえば四人家族と言ったか。
涼「それは心配だな。戸締りとか近所の人に声をかけるとか」
あざみ「・・・神谷くん、なんだかお父さんみたいです」
涼「え?」
あざみ「な、なななななななんでもないですっ今言ったことは忘れてくださいっ! ていうか用事がありますのでっ!」
そう言うと、あっという間に居なくなってしまった。
涼「お父さん・・・ね」
あなたは『あざみんのパパ』になりました。
a-7 『ルラー』になれる
瑠璃「涼くん、涼くん」
涼「ん? 姫み・・・」
瑠璃「ふふー」
ぼふっ。
背中に柔らかい感触。そして鼻腔をくすぐる甘い匂い。
涼「・・・姫宮は、その、誰彼かまわずいきなり抱きつく趣味が?」
瑠璃「あ、ごめんなさい。イヤだよね、こういうの」
そう言って、姫宮はそっと体を離した。
・・・少しだけ、寂しい。
涼「ああ、別に嫌とかそう言うんじゃなくてだな、その・・・」
――恥ずかしい?
彼女の口がそう動いたような気がした。
瑠璃「涼くんだけ」
涼「え?」
瑠璃「うん。こういうことするのは、涼くんだけだよ」
その笑顔に心臓が跳ねた。
あなたは『ルラー』になりました。
a-8 『愛ちゃんの弟』になれる
愛「神谷くん、ちょっといい?」
涼「はい、何ですか」
放課後の教室。
今は、竜胆先生と二人きりだ。
愛「普段はお姉さんにどんな風に甘えてるのかしら?」
涼「ぶほっ!」
思わずむせた。
愛「ご、ごめんなさいね。・・・でも、むせるような質問だったかしら」
涼「・・・いや、いきなりだったもので」
いきなりも何も、こんな質問されたらむせるしかない。
愛「ちょっと気になって、ね? ほら、神谷くんは本当は甘えん坊そうなのに、無理して我慢してるように見えるから」
涼「無理なんかしてませんよ」
――これは、嘘。転入してから、あえて誰かにもたれかからないように、甘えないようにしてきたつもりだ。
もっとも、こちらの意思を無視してお人好しを発揮する連中ばかり周囲に集まっているのが問題なのだが・・・。
愛「うん、じゃあ無理してないとして、ひとつだけ先生の言うことを聞いてくれる?」
涼「それは、構いませんが」
じゃあ、目を閉じて?
そう言って竜胆先生は僕の閉じさせる。
そして、
涼「せ、先生?」
愛「もう、動いちゃめーめーよ?」
・・・抱きしめられた。
涼「あ、あの」
なでなで。
愛「神谷くんはいいこ、いいこ」
なでなで。
愛「二人だけの時は我慢しなくていいのよ?」
なでなで。
涼「・・・」
普通なら振りほどくだろう? 放課後の教室で、女性教師と男子生徒がやるような行為じゃない。
でも、
愛「これは二人だけの秘密、ね?」
にっこりと天使の笑み。
ああ、この笑顔はずるい。
これじゃあ、いつまでも甘えていたくなるじゃないか。
あなたは『愛ちゃんの弟』になりました。
a-9 『図書委員』になれる。ならないとトシが図書委員になる。
涼「図書委員を・・・やります」
ざわ・・・。
意外な展開に周囲がざわめく。
あざみ「それでは図書委員は男子が神谷くん、女子が春日さんに決定です」
春日の口元が『何故?』と動いたのを僕は見逃さなかった。。
・・・自分でもよくわからない。
坂上の提案通り拒否することもできたはずだ。
それをしなかったのは――
ジュン「へー、涼は春日さん狙いなんだ?」
涼「いきなり何を言っている」
トシ「お、図星かー? ま、俺は3期連続選出って言う不名誉を免れただけでもオッケーだけどなー」
その割には残念そうなのは何故?
ジュン「惜しかったね、トシ」
トシ「何が惜しかったんだよ?」
ジュン「それは言わぬが花」
――彼女を何とかしたい、そんな気持ちがどこかにあったのかもしれない。
自分でも意外なことだが。
あなたは『図書委員』になりました。
a-10 『寮長』になれる(ゲーム違)
あざみ「と言う訳で寮長を決めなくてはいけないんですが・・・」
鈴村の説明によると、毎年寮長を生徒の中から選出するのが恒例らしい。
絵里香「あっざみーん、寮長って具体的に何するわけ? 偉かったりするー?」
あざみ「あくまで生徒代表として、寮生の模範となる人をですね、って胸を揉まないでくださいっ!」
絵里香「だってー、そこに胸があるんだよ? こんなにちっちゃくて柔らかいんだよー? 揉むでしょ普通」
普通はそれをセクハラと言う。
・・・女性同士でもセクハラと言うのか?
瑠璃「涼くんがいいな、いいな」
絵里香「お、いいねー。面白そう」
涼「転入生がいきなりこなせる仕事とは思えないんだが」
絵里香「えー! 瑠璃の推薦を断るとかマジありえなくないですかー? やらないとバラすよ?」
涼「バラすって何のことだ」
絵里香「そりゃあもう、瑠璃のあんなこと、とか、こーんなこととか、ね?」
瑠璃「エリちゃん!」
絵里香「ど、れ、に、し、よ、う、か、な?」
それもひとつじゃないらしい。
こうなったら絵里香は誰にも止められない。
瑠璃「り、涼くぅん・・・」
雨に濡れて震える子犬と目が合いました。
はい、無理です。YESと答えるしかない。
涼「姫宮、これで貸し一つ、だな」
これは、照れ隠し。
瑠璃「ごめんね、そんなつもりじゃなかったんだけど・・・」
絵里香「でさー、早速新寮長にお願いがあるんだけど、門限を二時間ほど延ばせませんかねぇ?」
あざみ「絵里香さん!」
あなたは『寮長』になりました。
a-11 何も職業についてなければ『不毛の荒野を一人行くかー、カッコイイね。その男は生涯一匹狼、カッコ童貞、で通して伝説』になる
絵里香「こんだけ美少女よりどりみどりの状態でフラグを片っ端からへし折って行くとかありえなくないですかー?」
トシ「よっ、涼も俺の仲間だな」
ジュン「そう思ってるのはトシだけだよ」
あなたは『不毛の荒野を一人行くかー、カッコイイね。その男は生涯一匹狼、カッコ童貞、で通して伝説』になりました。
a-12 下着ドロを捕まえる +10000
絵里香「いぃーーーーーーやぁーーーーーーーーっ!」
涼「絵里香、どうしたんだ? こんな朝っぱらから大声を出して」
絵里香「わたわたわたわた私の下着がーっ!」
涼「下着? ・・・って見せなくていいから!」
・・・シマシマだった。
瑠璃「エリちゃーん・・・私のもだよぅ」
あざみ「・・・私もです」
絵里香「キーーーーッ! 許せない! 女の敵めー! しかもこの面子ってことは犯人はロリコンよロリコン! 間違いなく」
涼「・・・」
その夜。
涼「さっき絵里香に無理矢理飲まされた黒酢カウンター牛乳のせいか、お腹の調子が・・・」
ガタッ。
涼「誰だ?」
???「!」
〜中略〜
主人公補正で涼の勝利。
無事下着ドロを捕まえることに成功した。
絵里香「っきゃー! さすが私の涼! カッコいいねー」
瑠璃「うん、かっこいい」
あざみ「怪我とかしてませんよね?」
トシ「きゃー! 涼サマしびれるゥー」
ジュン「トシってこういう時ウザいよね」
瑠璃「うん、そうだね」
何気にひどいな、それ。